| 60代からは… | - 2026/01/19
- 本屋さんで、ここのところ多く目につくのは、シニア向けの雑誌や本です。以前は、全くと言っていいほどそのようなものはありませんでした。
ここ数年だろうか。まだまだ輝いて生きられる、ということが世のシニアの求めていることなのだろう。この手の本が多いのは需要が多いのでしょう。
そんな雑誌の1冊をぱらぱらめくってみました。60代からは、もう、自由に生きていい、自分らしく生きていい、というようなことが書いてあります。誰にも遠慮することなく、自分がやりたいことをやる、行きたいところへ行く、人間関係も整理していく、一人でいることの清々しさを味わう、などなど。
見ていて「なんか、変」と思った。60代からは…と、言っていますが、50代まで、一般的な価値観や、常識に縛られ、他人に頼りながら生きてきて、それがあたりまえと思い、そのように生きてきた人が60歳になったとたんに、今までとは反対にある、そのような生き方に変えられることはないよなあと思った。
今までの生き方は心身に染みついていて、それを変えるって、あまりに強引だし、どう考えても無理。60代からは…を信じてしまうと、そうできない自分を責めてしまったり、そうして生きている人たちが妙にキラキラ見えてしまったり、自由に生きていいはずの60代を、そうなろうと、自分を強いていくことで不自由にもなっていくかもしれません。
では、そう生きるためには?。60歳になる前から本来の、自分に合う自由を自分に与えてあげられるようになっていく必要があります。そのためには己を知る。そして、自分の個性を知った上で、どうしていくのがその個性をいかすことになるのかを、たくさんの失敗や挫折や後悔から学ぶことだと思います。
それは、早い方がいいと思いますが、20代、30代でそれができる人は稀で、ほぼ、まずは一般的価値観と一般常識や他人に縛られて、黒パターンで生きる体験をしなくてはなりません。ここはすごく必要なことです。
そう考えると、自由に自分を生かすことに目を向けられるのは40代、50代くらいからかも。これはお会いした方々を見ていてもそう感じました。40代から20年かけて、50代から10年かけて60歳になれば、それはきっと可能になると思います。で、60代がそうであればそれは70代、80代とのばしていかれます。いい人生を生きよう!
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