強み | - 2025/06/24
- お世話になっている整体の先生が遺伝について話を聞かせてくれることがあります。
長い長い先祖の歴史(肉体的、性格的歴史)の中に今回生まれてきた私たちです。そこには遺伝が関与していて、遺伝にはたくさんの要素があるそうです。中にはやっかいなものもあるし、手間をかけないと生活できないような遺伝もあるようです。
でも、いつも先生がおっしゃるには「良くないことは、良いこともある。陰陽です」ということです。いわゆるやっかいな、面倒な自分の遺伝的個性。自分でも、嫌だなこれ、何で自分だけ、と思っていても、そこには、それの「強み」があるということです。強みは、ただ、強さなのではなく、才能であったり、特出しているものであったり、魅力であったり、だろうと私は思いました。
この話はいつも腑に落ちます。まさに黒パターンの横にはいつも白パターンがセットであり…という状態と同じと思えるからです。そして、その心の状態はまさに天が人に与えてくれた恩恵であると思うんです。誰でもがまずは黒パターンで生きるのですが、そこにはすでに白パターンが用意されていることに私たちがどれだけ大事に愛されて生かされてきたかを感じます。
で、遺伝の前に。そもそも、何故、この時代に、この国に、この両親の元に、生まれてきたのか?というところがある。もし、違う両親の元であればまた違った遺伝を獲得していると思うし、それにより体験も全く違うものになると思います。でも、この両親の元に来た。それは、ここに来ることが必要だったからだろうと思いました。
無駄は何もない。間違いも何もない。おまけに嫌だな自分のこういうところ、やっかいだな、面倒だなという遺伝として有無を言わさずに与えられてしまったものにも、逆に強みがあり、私たちはそれに変えていくこともできる…と施術を受けながら思いました。
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