| 水族館 | - 2025/11/23
- 先日、10数年ぶりに「新江ノ島水族館」へ行きました(「新」とついていますがもうすでに20年たっています)
オーシャンデッキからは(天候にもよりますが)富士山と江ノ島が一望できます。その手前に広がる海。そして浜辺も綺麗に整えられていて、THE 湘南の風景を見ることができます。これを見るだけでもよかった(茅ヶ崎の海岸とは違います)
水族館は、地元、相模湾を中心に構成されています。浅瀬にすむものたち、深海にすむものたち、と、初めて見るものも多くいました。
海に生きるものたちを見るところなので、館内は全体に暗く、そこに展開される大きな水槽の中を泳ぐ魚たちを見ていると、ちょっと怖さもあり、ここは、ただ楽しいだけのところじゃないとも思いました。水の怖さなのか(多分そう)ちょっと息がつまりそうでした。
人は海の中では生きることができない。そこに畏敬の念もあり、そこでは生きられないんだという怖さが厚いガラスで守られていても圧迫感としてあります。人間が生きられない水中で生きているものたちに囲まれる、そんな怖さもあります。
そしてスペースの問題もありますが、大きなタコやウミガメは狭い中を動くしかなく、もっと手足を広げて動ける広いところへ出してあげたいと思いました。そこでは、どんなに力強く、動くのだろうと想像してしまいます。そういう姿を見たい。
いつか、遠いいつか、今のような形ではなくそのままの彼らを見られるようなものが作られていくといいなあと思いました。今はまだ、人間よりに作られている水族館(動物園も)ですが、人間がそちらに出向いて見せてもらう、というものができるかもしれません。
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