| 気分はイタリア、ナポリ。 | - 2025/08/12
- 8月の岩手クラスも無事に終了。
今回は1日だけのセミナーでした。そして2日目は個人カウンセリングだったので、集まれる人たちでランチに行きました(いや、連れていっていただきました。ありがとうございました)大好きなお蕎麦、そして素敵なカフェでのお茶&ケーキ。盛岡は本当に美味しいお店や雰囲気のあるお店がたくさんあって羨ましいです。
今回のクラスで話したこと。
語りかけは、カラッとおこなってくださいということ。語りかけはパターンへの共感、パターンの言いたいことを代弁している、というところから、ちょっとウェットになりやすいです。そちら気味になる場合は「私」よりもパターンのほうがまだ勝っているという目安になります。共感は大事ですが、共感ってパターンと同じ気持ちになることではないし、ずっとそれを考えることでもないです(これはカウンセリングにおいての共感もそうです)
あくまでも「あなたはそう思うんだね、「私」は思ってないけど」のスタンスです(カウンセリングにおいても同じ。あなたはそう思うんだね、私とは違うけれど)
王である「私」は知恵があるのでパターンの思いを理解していますが、一緒になって悲しんだり、悔しがったり、そこへひたったりはしません。じゃあ、どんな感じ?というとカラッとした感じです。最後まで語り終えたら、もうそのパターンについてあれこれ考えたり、そのパターンに心を寄せたり、ひたったりとかはしないんです。終わったら、そこでハイ終わり。日常の業務に戻ります。
「語りかけは、イタリアの太陽のように(実際にイタリアに行ったことはありませんが)明るく、強く、カラッとした語りかけをしてください。オー・ソレ・ミオの感じ!」とまたわからないことを言いましたが、そうなんです。「王」ってウェットな「王」よりもカラッとしていて、そこで終わらせることのできる、明るい「王」のほうがよくないですか?
イメージとして、感覚として、オー・ソレ・ミオ(私の太陽)そう、「私」はまさに太陽だから。
素敵なカフェからの帰り道。ホテルまで車で送っていただきました。車内にはカーオーディオから男性テノールの「誰も寝てはならぬ」が聞こえていました。その時に見た広く青い空はとてもきれいでした。サングラス越しに見た空でしたが、レンズの色と空の色が混じっていたせいか、どこか外国の海辺の街にいるような気分になりました。
そして、もう少しでホテル、というときに聞こえてきたのは「オー・ソレ・ミオ」。イタリア、ナポリ民謡です。この曲は男性テノールが最もいいと思う。音楽は一瞬にして人の意識を動かす(上げる)ということがよくわかりました。この、静かな静かな、安堵感につつまれた高揚感が全く違うところへ私を連れていく。語りかけはカラッと。イタリアの太陽のように。
|
|