頑張る | - 2024/10/21
- 頑張るということ。これがなかなか難しいと思う。
何が難しいのかと言うと、自分の精神性の成長も、今までの頑張るのやり方に固執してしまうから。それが頑張ることとして成立していて、そこで頑張りに対しての何かを手にする領域においてはその頑張るでいいのだと思います。
しかし、そこから離れて、違うところへ向かう(ということが精神性の成長)ときに言われるであろう、頑張る、はよくわからない頑張るだと思うんです。
クラスでも何度もでてきているブルース・リー先生の言葉「考えるな、感じろ!」も、感じろと言われているから感じようとすると思います。考えない、感じよう、感じよう、どんな感じ?何を感じているの?‥‥と頑張る。気づけばそこは今までの思考の世界です。
感じようとするいきみが、本来のところから離れていってしまう。じゃあ、それはどうするのか?というところですが、よく言われるのは頑張ることをやめる、ですが、私はそれは違うと思っている。何故かというと、そこは、頑張るのか、頑張らないのかのどっちかであり、頑張るそのものの変化がないからです。これは外側のところを変えているだけ。
では、何がある?例えば、今までの頑張るを使わないことを頑張る。
今まで学んできた、習ってきた、練習してきたものごとを集めたところにある頑張る、を見てみる。
頑張るという言葉に変わるものを自分が見つけてみる。そこにはその道を歩くために必要であろうエッセンスがわかっているからということがその言葉の裏にはある。
…って、やっぱりわからないーーーかもしれません。そのくらい新しいことってわけわかんないんです。でも、私はそれでいいと思っています。なんせ初めてのことだからです。
でも、やっていくうちに(自分が知りたいと思い続ければ)何かが見えてくるはずです。というか与えられる、と私は思っています。それがやってくるまで待っていればいいと私は思います。となると、待つ力が必要になります(もちろんやるべきことをやりながらの待つです)待てないというところがあればそれはパターンなのでケアをしてください。
新な頑張るはこうして待つ練習にもなる、そこに必要なエッセンスを見つける練習にもなる、総体的に自分自身や自分の人生を見る練習にもなる…きっともっとあるはず。というように、新な領域では、何かひとつを得るのではなく、広い範囲にわたって同時に得ていくものが在る事にも気づきます。
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